Claude Code Routineを使って自動生成日記システムを作った

最近気に入って動かしている「lifelog」というしくみの話を残しておきます。
なぜ作ったか
毎日「昨日なに考えてたっけ」「先週の自分どこ行ってたっけ」がじわじわ抜け落ちていくのがもったいなくて、前々からライフログ的なものを残したいと思ってたんですね。
ただ、日記を手で書き続けるのは三日坊主確定なのでどうしたものかと。
最近 Claude Code にルーチン(スケジュール実行)機能が入ったので、これを土台にして「自動で昨日のログを拾って、自分の口調で振り返りまで書かせてしまえばいいのでは」と思いついたのが発端です。
仕組み
毎朝 6:00 (JST) に Claude Code のルーチンが起動して、以下の流れで前日分の日記を1本書き出します。
- 前日の活動ログを MCP 経由で収集する
- 収集結果から「事実記録」パートを組み立てる
- 自分の口調・思考パターンを写したスキル(自分の分身スキル)で「振り返り」パートを書く
diary/YYYY/MM/YYYY-MM-DD.mdに保存して git push
生成された日記はプライベートリポジトリにそのまま溜まっていくので、後から検索も差分追跡もできます。
データソース
使っているのは今のところ2つだけ。
Limitless AI
ペンダント型デバイスで1日のボイスログを拾ってくれるやつです。Limitless には MCP サーバーが公式提供されているので、Claude Code からそのまま叩けます。
「どこで何をしゃべっていたか」のサマリーが事実ベースで取れるのが強い。
Google カレンダー
その日の予定を事実記録に流し込みます。個人カレンダーに加えて家族カレンダー・妻のカレンダーも読みに行っているので、「この日は息子と公園に行ってた」「この日は妻の実家」みたいな文脈が自然と日記に残ります。
子どもの成長記録も兼ねるのでここは結構重要。
ディレクトリ構成
こんな感じでシンプルです。
lifelog/ ├── .claude/ │ └── skills/ │ └── me/ │ └── SKILL.md # 自分の口調・思考パターンを再現するスキル ├── diary/ │ └── 2026/ │ └── 04/ │ └── 2026-04-16.md ├── CLAUDE.md └── README.md
日記のフォーマット
1ファイルの中身は、事実記録パートと振り返りパートの2層構成にしています。
# 2026-04-16(木) ## 事実記録 ### 4/16(木)のスケジュール (前日の予定を時系列で) ### ボイスログサマリー (Limitlessから要点抽出) ### 4/17(金)の予定 (当日の予定を時系列で) --- ## 振り返り(by me skill) ### 良かったこと ### 改善点 ### 気づき ### 今日へのひとこと
事実記録は淡々と。振り返りは me スキル(=自分のプロフィールや性格、文体をトレースしたスキル)経由で生成しているので、読み返すと「自分が書いたっぽい文章」になります。未来の自分が読んだときに他人事に感じない、というのはライフログを続ける上で結構大事な気がしていて。
ルーチンの設定
CLAUDE.md にデータソース・保存先・テンプレート・コミットフローを全部書いておけば、あとは起動時のプロンプトはシンプルで済みます。「CLAUDE.md 読んで昨日の日記を生成してコミットプッシュして」くらい。
起動時の現在日時は TZ='Asia/Tokyo' date '+%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z' で取る、というのだけルールとして明記しています。これをサボるとたまにモデル側の文脈日付を拾って日付ズレするので。
Skill にフィードバックが効くのが地味に便利
日記を書かせているうちに「この語尾ちがう」「この言い回しは自分は使わない」という揺らぎが出てくるので、それを me スキル(SKILL.md)の方に逐次反映しています。
日記を書かせれば書かせるほど、振り返りが自分の文体に寄っていくというフィードバックループになっていて、これが思いのほか楽しい。
ついでに
運用してみて
1週間ほど回してみて気づいたこと。
- ボイスログ × カレンダーだけでも「その日なにしていたか」はかなり復元できる
- 振り返りパートは、無理に毎日分量を出そうとしないほうが続く(自動生成でも無理やり感は伝わる)
- コミット履歴として積み上がっていくのが思ったより満足感ある。過去のdiffを辿ると「あーこの時期こんなこと考えてたな」が見える
これから
- 週次・月次サマリーを別のルーチンで生成
- もっといろんなデータを食わせてより自分のことを知っているリポジトリに育てていく
- 職務経歴書も作成して継続的に育てていく
あたりを足していきたい。
で、まあこのブログもこの仕組みで作ったSkillで書かせています。





