Amazon Bedrockの生成AIとチャットや画像生成で戯れてみる
AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」がGAされました。
まだ東京リージョンでは使えませんが、どんなことができるのかざっと試してみました。
使いたいモデルへのアクセスを有効化
まず使いたいモデルへのアクセスを有効化する必要があります。
「Edit」ボタンを押した後チェックを入れて確定したらしばらく待つとアクセスが許可されます。
「EULA」は「End-User License Agreement」のことで利用許諾を確認できます。
Jurassic-2とStable Diffusionをここでは有効にしています。
LLMモデルとチャットをやってみる
PlaygroudsのChatから有効化したモデルを選んですぐにチャットを開始できます。
選んだモデルが悪かったのかあんまり賢くないですね…。
ちなみにPlaygroudsのTextの方はチャット形式ではなく単発で問合せを行うための画面のようです。
Stable Diffusionで画像生成をやってみる
PlaygroudsのImageから有効化したモデルを選んで画像を生成できます。
プロンプトやパラメータを調整することで生成っぷりが変わります。
その他の機能や料金的なところ
もちろん出来合いのモデルだけでなくそれをファインチューニングしたカスタムモデルも利用できるようです。
また、気になる料金ですが基本はトークンベースの課金になるため問合せの量に応じて課金額が増えていきます。
但し、Provisioned throughputという機能であらかじめ処理リソースを積んでおくとスループットが向上する代わりに時間ベースの課金に変化するようです。
料金についてはこちらの記事が詳しかったです。
いよいよAWS内部にもサーバレスな生成AIサービスができたので、他サービスから呼び出して問合せ結果や画像を生成させるといった使い方がAWS外部にトラフィックを出さずに可能になりそうですね。