環境設定済みのコマンドプロンプトを開く

cmd /kオプションを使うことでバッチファイルで一連の処理を実行した後に、終了せずプロンプトを出した状態にすることができる。

これを利用して、一連の環境変数やコマンドエイリアスなどを設定してコマンドプロンプトを起動できる。
@echo off

:: 環境変数の設定
set AWS_DEFAULT_PROFILE=develop
set WORKDIR=C:\MyProject

:: コマンドのエイリアス
doskey mycmd=C:\bin\mycmd.exe
doskey ls=dir /b
doskey cat=type $*

:: プロンプトの変更
prompt [$D $T]$p$g

cd %WORKDIR%
cmd /k
例えば上記のようなファイルを作って直接起動したり、ユーザーディレクトリに置いておけばこのように使える。
C:\Users\foo>init
[2021/05/13 21:15:08.58]C:\MyProject>echo %AWS_DEFAULT_PROFILE%
develop

[2021/05/13 21:15:27.51]C:\MyProject>ls
foo.txt

[2021/05/13 21:15:33.03]C:\MyProject>cat foo.txt
bar
いつもやっておきたいカスタマイズとか、プロジェクトごとにシェルの使い勝手を変えたいときに便利かもしれない。